つみき遊びにも似て

〆切が終わった。日付が変わる9分前に駆け込み提出。

出したあとすっきりなんてものはない。

こんなものは絶対人に読ませたくないという羞恥心ばっかり。

もっと余裕をもってやればいいんだけど…いつも反省しきりです。

まあ、でも。とにかく出してしまったのだから、査読で酷評を受けて、

その雑誌に落ちたとしても、コメント生かして修正、修正。

なんとか、なんとかよそ様に見せられるように直しておこうと思います。



論文だけじゃなくて、文章一般に言えることだけど、

ものを書くっていうのはつみき遊びに似ていると思う。

本当にこれでいいのか模索しながら、おそるおそるつみきを載せている感じ。

まるいつみきにさんかくのせて、ゆらゆら、ぐらぐら、一度積み間違えると一気に崩れさる。

だけど、とりわけ論文というのは、ある程度のお作法と正解と相互関係があるから、

研究動向をきちんと押さえて、

しかくいつみきの上にはさんかくをのせなきゃいけない、いや、むしろ、のせられる自分でいたい。

作り上げたつみきのお城が、隣のお城と対話可能じゃなくちゃ、それは論文とはいわないよ。

ゆらゆら、ぐらぐら。

論文はスプートニクのライカみたいに何も知らないまま宇宙のかなたへ行くようではだめなんだ。


あまり努力をしたことがないわたしは息も絶え絶え。

あと10年くらい同じことを繰り返したら、なにかにはなっているのかしら?