50音で連想しよう「し」――小説家


体力はなくいつも青息吐息のわたしは、歳をとるごとに冷えを感じない夏が好きになっている。
こうした体調の良好さが気分の高揚を生み出し饒舌となって現れるわけで、
8月初旬に実家に戻り短い滞在だった割には、しっかりおちょけて来た(いかん。出身地がばれてまうでかんわ)。


饒舌ついでに両親とどうでもいい小説家談義をした。
オーサカに住むようになって、これまで読まず嫌いだった三島由紀夫大先生の御高著を拝読して面白かったという話。
ちなみに、我が家では無頼派文学を愛していたので、これまで三島先生はイジりの対象だったわけです。


「あの割腹自殺のクソナルシスト野郎の『愛の渇き』を読んだら、馬鹿にするはずが面白くてはまっちゃった」と言ったところ…


父は「三島由紀夫はものすごく描写がちまちまちまちましていて良さが分かんないんだよねー」と答えてくれたのだけど、


なぜかわたしの饒舌に対抗意識を燃やした母が、
「クソナルシスト野郎も嫌いだが、無頼派文学の中でもあの行きずり心中のエロスケコマシの野郎だけは大人気だけど私は好かんね」と言った。


おかあちゃま。…あたし、びっくり。
その後、母が本棚で埃のかぶっていた文学全集で三島由紀夫を読んでいたのを見て、
いつも会話の成立しないあの母が、意外にもわたしの話に耳を傾けてくれていたのだと泣きそうになった。

「さ」…さっき、外に出たら。

さっき、外にでたら空気がぬるかったので、
ぬるい透明の妖怪の身体の中に入り込んでしまったような心地がした。
妖怪の透明な体の中にずぶずぶ入り込んで、氷をがりがりがりがりかじりながら歩いている三十路女。それがわたしなんでしょうね。


地球は空気で満たされていて、真空とはまるで違うということはそうなのですが、
つまり、両者の決定的な違いは、わたしが散歩するこの世界はモノで満たされた、モノだらけだとということです。
それをしみじみと実感するのが、空気の方がわたしの身体を浸食する瞬間です。
夏の夕暮れ時なんて、特にこれが起こりやすい。
飴色の世界の中、皮膚と空気の境界が曖昧になってきて自分の輪郭がとれなくなってくる。
空気という空気が自分の中に入ってきて、わたしもわたしで空気の中にずぶずぶはまり込んでぼんやりしている。
この瞬間は非常に気持ちがいいので、わたしは、この幸せな気持ちとセクシュアリティの違いがよくわかりません。


このように夏の夕暮れ時とセクシュアリティの違いさえも分からない、
男女交際は交換日記とドラえもんの握手で十分という、抑圧的な『花とゆめ』症候群のわたしの最近の疑問は、
なぜ、風俗が大好きという男性がいるのかという原始的かつ初歩的な問題です。
そういう人は人体の境界が曖昧になるという意味では、低反発マットも胃カメラも好きなんではないですか。
それとも、『花とゆめ』症候群の裏返しで、単に、文化に身体を譲り渡すお人よしなんだろうか。謎は深まるばかり。


あまり人のことを理解しようとしてこなかったので、なんだか罰が当たったような気持ち。今度、人にきいてみようと思う。


注)アクセルを踏む文章の練習中。


50音で連想しよう「こ」…紅茶

世の中には中二病という言葉がありますが、わたしはたぶん三十路になってもこれが治らない重病人です。その中二病の症状として【お茶趣味】という、多少なら人に話しても恥ずかしくない症状があるんですが、ちょっと治まったと思ったらまた発症してしまったというお話です。他の症状は残念ながらお話しできるものではないとても恥ずかしいものなので割愛させてもらいます。


わたしはお茶(紅茶・緑茶・中国茶・その他)と珈琲が大好きなんですが、こういう自分の趣向を【アタクシのおしゃれ趣味】として口にするようになったのは中学生の頃にさかのぼります。お友だちと紅茶を飲んで「やっぱりヌワラエリヤはおいしいよね(紅茶の産地)」とか「紅茶はフルリーフがいちばんよね(紅茶の茶葉の形状)」なんぞ知りもしない癖に訳知り顔で言っていたわけです。高校の頃は受験勉強と称して家庭科室を占拠しお茶を飲みながらぬくぬくしていて大学まで落ちるという低鱈苦(当て字)。いや。大学に落ちたというのは関係ないかもしれないな。


押しつけがましいことと訳知り顔というのは往々にして見苦しいものだなと思っても、お茶に関しては人のことは言えないわけで…。それに気が付いたワタクシは多少は反省し、お茶好きはそうなのだども人に自慢しなくたっていいじゃんかと、おとなしく一人でぞぞぞと飲むようになったのです。それが上京した23歳のことでしたから、わたしが物心がつくのが相当遅かった様子がわかるわけです。


ところで、物心がつくのが遅かったわたしですが、人が当たり前にできることができなかったり、知っていることを知らなかったり、状況を読むとか相手の心境を妥当な形で見積もるとか…生きることに必要な社会性なんですけど、そういうことが人間にとっていかに大事かということに最近ようやく気が付きました。正月に実家にかえった機会に父に「なぜそこのところをもっと躾けてくれなかったのだ」と文句を言ったところ、「そういうところに気が回らないから―、きっとエネルギーがまだ残っているんだよー、空気読んだり社会性があると疲れちゃうからー」とのんびりと躱されてしまいました。そして幼少期を写したアルバムを開いて「お姉ちゃんの写真はぜんぜんパンツが見えないんだけど、さかなのはパンツ丸見えの写真多いよねーあっはっはっは」と笑われましたとも。


さて、若干物心ついてきたわたしは【ワタシクのおしゃれ趣味】である紅茶について自分の舌も次第にあてにしなくなってきたわけです。大阪暮らしを契機に「きっと中二病だったから美味しいとオモイコンデイタンダナー。んー。リプトンのティーバックでも美味しいとオモウンジャナイカナー」なぞとふと思い立ち、わざわざ高いの買わなくってもいいじゃんか、GO! GO!リプトンとでっかいリプトンのテーバックを買っちゃったのでした。


しかしひずみはあっという間にでます。紅茶でいえば、ルピシアを基本として、フォートナム&メイソン、アーマッド、マリアージュフレール、ミントンあたりで購入した茶葉を日常的に利用し、ティーバックでも英国屋紅茶店を利用していたワタクシ(笑)。中国茶に至っては台湾に行きスーツケースまるごとお茶にして行商人のように帰ってきたくらいですよ(でも緑茶は磯田園が一番うまいと思います)。「リプトン…ちょっとワタシのお口には合いませんの」という状態になってしまったのでした。でも、活火山さんにちゃんと最後まで飲もうねと言われたのでちゃんと飲んだのですよ(褒めてほしい)。


お茶の知識はエセだったとしても、舌はおいしいものを覚えちゃってたんですねー。というわけでわたしなりに美味しいお茶道を貫こうと決意したのでありました。


というわけで、観念したわたしは例年どおりルピシアの福袋を購入しました。このルピシアの福袋はとってもお得で(たとえば、3000円の福袋だと6000円分くらいのお茶が入っている)、しかも自分の趣味とはちょっとずれるお茶も入っているのでなかなか楽しみなわけです。今年は梅の紅茶(クラシック)とバラエティーの二つを購入しましたよ。



中身ご紹介します。(長くなったのでつづく)



梅(紅茶・クラシック)

  1. ダージリン・ザ・ファーストフラッシュ(ダージリンブレンド
  2. ダージリン・ザ・セカンドフラッシュダージリンブレンド
  3. ダージリン・ザ・オータムナルダージリンブレンド
  4. ニルギリF.O.P*1
  5. ニルギリB.O.P*2
  6. シロニバリB.P.S(CTC)*3(アッサム)
  7. アフタヌーンティー(アッサムとダージリンブレンド
  • 日本
  1. 伊勢玉露紅茶(三重?)
  1. ティーブレイク(インド、ベトナムスリランカ:ニルギリベースのブレンドらしい)
  2. グッドモーニング(インド、ケニアケニアベースにアッサムをブレンドしたそうな)


うーん。今年はインド勢がすごいですね。ダージリンも好きなんですが、今年はニルギリが楽しみだなあ。それから、注目株は伊勢玉露紅茶ですね。日本の紅茶は未開拓なんだよなあ。何となくだけどおいしい予感がします。


それからこれは個人的な感想ですが、わたしたちは紅茶っていうとインドってイメージが強いのですが(東インド会社のイメージですな)、他の地域の紅茶もあなどれないんですね。なのでインドばっかりで他の地域のお茶が入っていなかったのでちょっと残念でした。スリランカのウヴァ、キャンディ、ヌワラエリアとかの有名どころはもちろんなのですが、ジャワとケニアがおいしくって大好き。インドのお茶では馬鹿みたいに高くて手が出ないようなレベルの茶葉が、気軽に飲めるという印象があります(わたしの印象です。違ったらゴメン)。とくにジャワティーが大好きです。


それから、お友達からスリランカの紅茶をお土産にもらったのを正月にのんでいたのですが、うますぎる!あれ、ちゃんと見なかったけどどこの茶葉なんだろう。それから、ネパールのお茶カンヤム・カンニャムというのにも挑戦してみたいです。


ちなみに、わたしはストレートで飲むのが好きなので、ダージリンとニルギリが多かったのはよかったのではないでしょうか。ひとまず満足。


梅(バラエティー

  1. 鳳梨烏龍(パイナップルウーロン)
  2. 色種(中国・福建省
  • 紅茶
  1. 伊勢玉露紅茶(また入っていた!)
  2. ティーブレイク(また入っていた!)
  • フレーバー(紅茶ベース)
  1. アップル(ドライアップル)
  2. ユメ(はまなす、ローズレッド)
  3. ピエロ(ドライストロベリー、パイナップル、マンゴー、ローヒップとかとか)
  • 緑茶
  1. 嬉野玉緑茶
  • その他
  1. 和生姜ほうじ茶
  2. 抹茶黒豆玄米茶


しまったー。やっぱり中国茶の福袋にしておけばよかった(売り切れだった)!中国茶少なすぎる。黄金桂さまが、鉄観音さまが無い、無い、無いうわーっ(涙)。別にダメってわけでもないんですが、すっごくうれしいってわけでもないな。紅茶かぶってるしな。個人的にはパイナップルウーロンが楽しみってくらいだなあ。日本茶の先進地京都の近くに住んでいて、わざわざ紅茶専門店日本茶を買う必要なんてないんだよな…。来年早めに注文することにいたします。


フレーバーティーはあまり興味はないのですが、アップルが入っているのはうれしい。もしかしたらお気に入りが見つかるかもしれませんね。ちょっと気になるのはやはりピエロかな。茶葉自体がたぶんきれいだからお客様ように出すのもよろしいでしょう。


実は、わたしは紅茶よりも中国茶の方がすきだったりします。特に好きなのは、鉄観音凍頂烏龍茶、黄金桂なんかの青茶ですね。ふっくらとした甘味がたまりません。これは今度買いにいくとして、なんで中国茶が紅茶よりも好きなのかなあと自分で考えてみたんですが、たぶん茶葉をあまり粉砕していないというのがものすごく大きな原因のように思います。紅茶ってざくざくとお茶の葉を切り刻んでいるものが多いでしょ?だから、本当に質のいいフルリーフ(一枚の葉っぱを細かくしないもの)の紅茶を飲めばたぶんわたしの趣向は変わると思われる(ここら辺でお茶の知識とは乖離し自分の感覚論へと落ちていくわけです)。インドより他の地域の紅茶がおいしいっていうのもたぶん葉っぱの形状の問題なんだと思う。


お湯を注いでお茶を飲んだ後、はっぱをむしゃむしゃ食べたくなるようなお茶が好きなんですね。



その3で茶葉の形状のことを言ったけれど、でも、これを突き詰めると恐ろしい結論が待ち受けていて、多分、紅茶をつきつめたらルピシアはあまり美味しくないと思うようになることでしょう。うすうすわかっているの。でも、お茶道楽はほどほどにして、海外旅行に行ったついでに現地のお茶をしこたま買うのが一番いいのではないかと思う。


昨年はそういうわけでリプトンはお口に合わないで始まったのですが、ティーバックならばリプトンよりも日東紅茶さんのほうが断然おいしいですよ。でも、一番のオススメはえいこく屋さんでしょう。でもここ全国区のお茶屋さんじゃなかったんですね。地元名古屋の紅茶だったんですね(笑)。それから、ティーバックで飲んだなかで、これは今度茶葉で飲みたいなと思ったのはアシュビーズ(ASHBYS)ですね。はじめて飲んだんですがおいしかったです。でもアシュビーズのお隣に置いてあった猫のマークのジャンナッツ(Janat)のプレミアムダージリンはもう買わないと思う。


それから、活火山さんに中之島に連れて行ってもらった時、北浜レトロという紅茶屋さんで休憩したんですが、そこの紅茶はめっちゃめっちゃおいしかった。また買いに行かなくちゃいけないなあ。


とりとめのない話を延々と打ちましたが、今日はおしまい。読んでくれてありがとう。


*1:Fファニング=茶葉の形状:粉砕した茶葉、OPオレンジ・ペコー=等級…たぶんね

*2:Bブロークン=砕いた形状の茶葉

*3:CTC製法でつくった紅茶、PSはたぶんペコ・スーチョンでオレンジペコよりもひとつ上の等級

50音で連想しよう・・・「く」に再挑戦

「く」・・・くま、黒柳徹子


「く」というと、この2つのワードがすぐに思い出されます。ふたりともわたしの好きな人です。


くまさんは目元がペコちゃんに似ているキュートな女性なのですが、
やはり、その名にたがわず動物であるクマを自身のトーテムとして
こよなく愛しておられるように思います。


ちなみに、くまさんのうちでプリティ・クマさん
(例:テディ・ベアなど)をお見かけしたことはなく、
リアル・クマの絵柄のペーパーウエイトが置いてありましたので、
やはり、くまさんはわたしの期待を裏切らないなと思いました。


いつかわたしがお金持ちになったら、
あのトラディショナルなクマ・アイテムである「鮭をくわえた熊の木彫り」
をご家族にお送りしたいと常々思っているのです。
・・・でも、ご存知でした?
わたしも知らなかったのですが、本当はクマは鮭よりブリが好きらしいのです。
ええ。テレヴィジョンで観たのでした。


それから、やはり書いておかなければならないのがリアル・ヒグマについてです。
彼らは本当に怖いらしいですね。
最近、わたしとある巨大掲示板の「ヒグマが異常に怖い」という掲示板に夢中なんですけれども、
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2010/1129/367623.htm?g=01
そこで、三毛別熊害事件というキーワードを知りまして、wikiで調べてしまいました。
…勇気のある方だけ、wiki読んでみて下さい。


これを見て以来、クマ(くまさんではないです)に対して好きだけど怖いという
アンヴィヴァレントな思いに駆られてしまって…
昔、やはりテレヴィジョンでみたロシアの山奥でひとりで暮しているお爺さんが、
子どものヒグマを育て、子ヒグマを守るため、オスのヒグマと戦っている(催涙スプレーで)
映像が紹介されたんですけれども、爺さん・・・すごすぎるよ。


以上、わたしが語る、最近のクマへの思いでした。


ふたつめは黒柳徹子なんですけど、わたしこの方大好きなんですね。
もし、どこかひとつTVプログラムに出てもいいと言われたら、
迷わず『徹子の部屋』をチョイスすると思うんです。


彼女の魅力を語るにはもう、このエピソードだけで十分だと思います。


徹子の部屋』に人気子役、大橋のぞみちゃんが出た時のこと。


徹子「臭くて甘くて怖いものな〜んだ?」
のぞみちゃん「うーん…」
徹子「むずかしいかな?降参したほうがいいかな?」
のぞみちゃん「降参です…」
徹子「トイレで饅頭食べてる鬼。」


もう、悶えるほど笑った。

50音で連想しよう・・・「く」


「く」・・・求不得苦(ぐふとくく)


大学に入って電子辞書を買った時、授業の合間になぜか四苦八苦を読んでいました。
なんというか、当時、わたしはとても苦しかったんだなあと思います。


四苦八苦って、生・老・病・死に加えて、愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五陰盛苦あって、
人間の人生それ自体が苦しみだという前提からスタートする仏教の考え方ですけど、
当時そういう感覚は自分にとてもあっていたと思います。


でも、20代を一気に駆け抜けて――とりわけここ4〜5年は本当にあっという間だった――
昔ほど苦しみを痛みとして感ずるのではなく、ようやく、苦しみをただ苦しみとして、
過大評価も過小評価もしないで受け入れられるようになったかなあと思う今日この頃です。


とりわけようやく付き合いが分かってきたのが求不得苦ですね。求めるものが得られない苦しみ。
わたしの場合、人の気持ちや評価をほしがることが多かったように思います。
でもねー。人からの評価って自分でコントロールできるものでもないしね。
最近ようやく諦めがついてきたというか…変な、ずうずうしさが出てきて、
他人が評価する前に、自分で自画自賛するという吞気ものです(笑)。


もやしもん』で
“人から嫌われたくないって思っているのがばれると、嫌われちゃうよ”
みたいなセリフがありますけど、あれ、結構真理ですね。
人から高評価を期待するとか愛情を期待するのは、相手を支配することだからねー。


と、「く」が思いつかなかったので、うざいこと書いた。うひょひょ。

50音で連想しよう・・・「き」


「き」・・・謹賀新年


少し遅れましたが、新年明けましておめでとうございます。
さかなの大事なお友だちにとって、素敵な一年になりますように。


昨年度は自分の好きな人と好きな時間を過ごすことができたように思います。
いつも出不精・筆不精・連絡不精のさかなですが、本当に優しい人に救われ、
ときどき気にかけてもらいながら、なんとか一年を終わることができました。


わたしも少しずつ人との付き合い方が変わってきて、
学生時代のように話を共有することをお付き合いの目的にするのではなく、
お互いの生活が専門化するなかで、知りえないことがありながらも
相手を尊敬・忖度する、離れていてもなんとなく心に思っている
…そんなやり方に変わってきました。
わたしも年々変化するなかで、それでも仲良くしてくれているお友だちには、
本当に感謝しています。どうぞ今年もよろしく願いたします。


さて、昨年末ひたすら原稿をやっていて、
年中無休の喫茶店に籠城して、元旦に提出しました。
最近通っているのは、わたしの通っていた高校の近くにあるモスバーガーか、
「四露死苦」みたいな万葉仮名風の漢字があててある近所の喫茶店です。
四露死苦の喫茶店の方は、名前通り店員さんは元ヤンが多くて、
趣深くて非常によろしいです。5時間籠城して、半ばあきれられています。


そんなわけで、大掃除やってない!紅白も見てない!新春の漫才も見てない!
M-1はでも観た。おもしろくなくてがっかり…涙)
年明けからすでに反省しているわたしです。特に大掃除がどーしよーん。。。
それなのに、原稿終わったとたん、親戚回りに、打ち合わせ、師匠に新年の挨拶で、
あっという間に今日になっちゃいましたね。明日は少しゆっくりしたいナ。


さーて、今年の目標はぁ?


精神論ではもう通用しない年に差し掛かってきたので、具体的に書きます。


1、朝型生活
2、痩身
3、掃除する


の三本です。


んがんっんっ。

50音で連想しよう・・・「か」


「か」・・・歌舞伎と亀


2010年ももうすぐ終わろうとしていますが、いかがお過ごしですか。
我が家では、姉が帰省したので、今日の夕ご飯はすきやきでした。
すきやきってなんであんなにおいしいんだろう?


閑話休題


「か」です。

今年の素敵な思い出は、「か」がつくものが多かった。


ひとつめは、歌舞伎。
和泉ちゃんに連れて行ってもらって生まれて初めて行ってきましたよ。
初心者にも分かりやすいとてもいいプログラムで、中村勘三郎親子の演技をみてきました。
退屈なのかと思いきや、違いましたね。お金持ちだったらわたしハマってると思います。
とっても楽しかった。


そして、意外にも「一生に一度生でその演技をみてみたい歌舞伎役者」和泉ちゃんと一緒
だったこともうれしかった。それは、中村吉右衛門。鬼の平蔵…素敵過ぎる…ぽっ(これ、萌?)。
去る火曜日は●重テレビで『鬼平犯科帳スペシャルで、梶芽衣子の粋な姿に見とれていました。




ふたつめは、カメ。
わたしにとって沖縄は、実らない片思いの相手のような場所で、
いちどくらい恋人気分に浸って「沖縄だいすきー」と言いたいと思っていました。
なので、思い切って座間味島に今年の夏は少しだけ行ってきたんですね。
そしたら…ダイビングとかしていたわけでもないのに、海水浴でカメに会えた!
カメさんは悠然としておりましたが、こちらをきろりとみておりましたとさ。
「ああ…エコなロハスに目覚めてもいいかもしんない」と秘かに思ったのでした。


その後大学に戻ったら、メラネシア研究の先輩がカメを食べた話を聞かせてくれました。
うまいらしいので、うらやましくなった自分がいました…涙。
そのあと、ゴミの分別間違えて怒られた。やっぱ、向いてないらしい。