子どもの頃をふと思い出す
昨日、友だちの家に行って、マンガをずうっと読んでいました。
友だちはとうとうあきれてしまって、わたしはあわてて取り繕っていました。
そういえば小学生の頃友だちの家に遊びに行くと、
わたしはマンガばかり読んでいて、それで、友だちに怒られてばかりいました。
わたしって、マンガを読むのが大好きなのだね。
だけど、その読み方が独特だと、母に言われたことがあります。
わたしは、読んだことのあるものを、なんども、なんども、読み返すのです。
何年も、何年も、同じマンガを読み続けます。
小説も、そう。なんども、なんども、読み返してしまいます。
あらすじなんて、もう、分かっているのに。
読まなくても、そらで、思い出せるのに。
なぜなのか考えてみたのだけれど、多分、
わたしは子どもの頃から、どきどきしたり、わくわくしたりするのが苦手で、
そういうのが関係しているのだと思うのです。
同じものを何度も読む方が、安心して、心地がよかったのではないかしら。
そして、もうひとつ。多分、同じものを読み続けることで、
自分の今日の気分や精神状態を計っていたところがあるのではないかしらと思います。
自分のうれしいことや、かなしいことを色んなものに映して、
わたしはひとり遊びをしていたのだと思います。
だから、好きな漫画家のコレクターになったりしないのだろうな。うむ。
まあ、特に、意味の無い話なのですが・・・。
わたしなりに、マンガが好きということですよ。