空っぽの頭に少女漫画

トーキョーに戻ってきました。
帰ってきたらあまりの寒さにおどろいています。


「さかなが帰ってきた日に急に冷えたんだよ」って教えられたけど、
なんか急に現実に引き戻された感じがしました。
それから今日までずうっとぼーっとしています。
ぼーっとしながら珍しく毎日お酒を飲んでいます。


帰ってきて、いろんな現実が舞い込んできたような気がして、
些細なことにも心を振るわせる乙女のような心持で
逃げ込むように少女漫画をよんでいます。


現実にはありえない少女漫画の世界は、
わたしの夢見がちな柔らかい部分を構成している気がします。
だから、少女漫画を読みながら眠る夜は
よくなじんだ毛布にくるまれて、
洗い立ての髪をなでられている心地になるんです。