NHK杯



論文が書けないくせに、NHK杯を見てしまいました。
ああ。やっぱり、フィギュアスケートはおもしろうございます。
中・高生の頃、夢中になって観ていたことを思い出しました。
イリヤ・クーリックとか、ヤグディンが活躍していた頃のことです。


特に、男子のフィギュアスケートが好きです。
「どうせかっこいい人が好きなんでしょう?」
と言われるに決まってますが(まあ、そのとおりなのだけど)、
なんていうか、スピード感と迫力があるところが好きなのです。
女の子のフィギュアスケートは見ていると
彼女たちが氷上でちぎれ飛んでしまうほど華奢に見えて、
不安になってしまうのです。
でも、今回、中野友加里ちゃんほんとに安定していたし綺麗でしたね。
あれは、みごたえがありました。


男子のSPも観ていたのだけど、高橋大輔もすごかった。
ステップ・シークエンスはものすごく迫力がありました。
でも解説者が「プルシェンコを髣髴とさせるような…」
って言ってたので、それはちょっと違うでしょう…と思った。
(むしろ褒めすぎかもしれないけど、わたしはヤグディンを思い出した)
プルシェンコは…プルシェンコは…すごいんだから。
わたしにとって、フィギュアスケートといったらプルシェンコ
プルシェンコといったらフィギュアスケートなのです。
プルシェンコは「マイケル・ジャクソンメドレー」で踊っちゃうんだから。
「SEX BOMB」でマッチョのきぐるみ着て腰ふっちゃうんだから。


プルシェンコの「SEX BOMB」は必見。
以下の映像後半で見られます。腰振ってます。いいです。
http://sportsillustrated.cnn.com/video/sports/2001/09/09/gwg.figure_skating.high.asx.html


スケートの見所はジャンプだけではありません。
個人的な意見としては、わたしは
ジャンプよりも難易度の高いステップを観るのが好きです。
だから、日本選手のトリプルアクセルがどうだとか、
クワドラブルジャンプがどうだとか
そこばかり目がいくのはよくないとおもうのです。


あと、久しぶりに本田武史くんが観られてよかった。
精神面の弱さばかり指摘されていた彼は、
いつも泣きそうになりながら滑っていたなぁ…と思うの。
世界最高峰の技術を持ちながら、あのナイーヴ故に救われない。
うーん。胸を打つなぁ。

ああ。現実逃避してるねぇ・・・わたし。